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Jirasek

日本翻訳家協会(平野裕理事長)が優れた翻訳を表彰する第48回日本翻訳文化賞に、浦井康男氏の翻訳・註解による『チェコの伝説と歴史』(アロイス・イラーセク著、北海道大学出版会)ら2件が決定しました。

この作品は、チェコの歴史を単なる概説ではなく、フィクションを加えた「歴史を背景とした作り話」として生き生きと描写したもので、建国伝説から、リブシェとプシェミスル、大モラヴィア国とスラヴ世界へのキリスト教の伝教、中世チェコの民衆文学、カレル四世とプラハ城にまつわる諸伝説、英雄ヤン・ジシェカとフス派戦争、白山の戦い以降の弾圧と亡命、そして18世紀初頭の民衆の反乱までを扱ったチェコ文学の古典です。本書には歴史的背景を説明した大変に詳細な注が付加され、日本人読者にもわかりやすいよう配慮されています。これらの物語は、しばしば音楽の題材にもなっていることからチェコ音楽愛好家には特に貴重な文献といえるでしょう。


チェコの伝説と歴史 (アイロス・イラーセク著/浦井康男訳)
“Stare povesti ceska” by Alois Jirásek
北海道大学出版会

イラーセク,アロイス(著)
1851年にチェコ北部のフロノフに生まれ、プラハ・カレル大学で歴史を学ぶ。卒業後リトミシュルとプラハのギムナジウムで教師を務めながら多くの歴史小説を執筆し、チェコ民族の栄光と受難の歴史を描いて、この分野の第一人者となる。1919年に未完で終わった『フス派王』の後創作を止め、1930年にプラハで没

浦井 康男(翻訳)
1947年に静岡県熱海市に生まれる。京都大学理学部に入学後、文学部言語学科に転部、1976年に同文学研究科博士課程言語学専攻を単位取得退学。1977年に福井大学教育学部、1997年に北海道大学大学院文学研究科に移籍。2011年3月に北海道大学を停年退職後、北海道大学名誉教授
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